投信コラム

投資信託初心者は知っておきたい 株価暴落時考える3つの大切なこと

しゅー君
しゅー君
今月に入ってからもアメリカ株中心に株価の下落がすごい。僕のお小遣いがーーーー

 

2020.2.27 & 2.28の大幅株安。そして2020.3.9のアメリカでのサーキットブレーカー発動から始まり、最近はなかなか心が揺さぶられる相場が続いていますね。

以前の記事で、投資信託のような積み立ては慌てずコツコツしていればいいとお伝えしました。

それでも、怖いとか、資金がなくなったなどの理由でつみたてを一時的にストップしてしまう人もいるようです。

感情が不安に駆られてしまうとしかたがないところもあるのですが、ここは踏ん張って積み立てを継続してほしいところです。

怖いと思って思考が停止してしまう人は自分のポートフォリオにリスク商品が多すぎると考えられます。

今日は暴落時に考えるべき3つのことについてお伝えします。

暴落時のポイント1 自分の投資信託ポートフォリオのリスクを再度確認する

以前、自分の投資信託のリスクをしるための指標「標準偏差」についてお伝えしました。

標準偏差って何?という方は、過去記事を参考にしてください。

投資信託初心者の基礎知識 購入投資信託のリスクを知る方法 標準偏差とは 投資信託を選択するときに、過去のトータルリターンや騰落率を参考にしますよね。 でもこれって投資信託の良いところだけ見て購入...

下落の時に怖いのは、この下落が自分のポートフォリオにおいて想定内のことがおきているのか、想定外のことを起きているのかが把握できていないからです。

以前の記事にも書きましたが、5年間(もしくはもっと長期)での標準偏差(年率)のデータから見て、自分のポートフォリオのリスク(振れ幅)はある程度想定できます。

 

[例:私の個人口座のポートフォリオ]

 

私の場合は過去5年間で計算した時、2標準偏差が26.03%。期待リターンが8.94%

26.03%-8.94%=17.09%下に動く可能性が95.44%の確率で起こるというポートフォリオです。100万円あったら17万円までは損失がでる可能性があるということです。逆に上に行くときには思いっきり伸びる(26.03%+8.94%=34.97%)ことが想定できます。

では、2020.3.13 アメリカ時間終了時の私のポートフォリオはどうなっているかというと

 

 

16.7%の損失。

私のポートフォリオにとってこれはギリギリ想定内の下げということになります。

これを知っておくのはとっても大切。

自分がどんなリスクをもったポートフォリオにしているのか把握していないと現状が想定の範囲なのかそうじゃないのかも知ることもできない。

「知らない」、これが一番の怖さになります。

これを機会に自分のポートフォリオのリスク(振れ幅)をきちんと計算してみましょう。

あくまでも過去のデータからの予想でしかないですが、最低限に知識としては知っておいたほうが良いと思います。

暴落時のポイント2 自分の投資信託ポートフォリオをきちんと分析する

よく暴落時にしばらく証券口座を見ないという人がいますが、暴落って10年に一度のすごいチャンスだったりします。個人投資家としての経験値を大きく増やすことができます。

こんなときに怖くて証券口座の金額を見るのをやめたり、ニュースを見るのをやめたりはお勧めしません。

今後大きくお金を増やしたいならば、この経験ってすごく貴重です。なかなか体験したいと思ってできることではないですしね。

以下は私の現在(2020.3.13アメリカ時間終了後)のポートフォリオです。

今年からつみたてNISAにしていますが、一番はじめはNISA口座だったので一番長い歴史(6か月前から)のある口座を添付しています。

 

 

ざっと見ただけでも、日本株弱いなという印象(Jリートも)。特に私の投資信託は中小型株中心のものなので暴落時にはめちゃくちゃになります

外国株は、ダウの下落の割には持ちこたえている感じ。特にアクティブファンド勢はがんばってくれています。

債券はプラスになっています。基本的には株と反対の動きをするので下落時の良いクッションになってくれています。

バランス型ファンドもかなりの下落率。今回私の想定外と感じたのがこのバランス型ファンド。債券も1/3組み入れられているので、もうすこし緩やかな下落かなと思っていたのですが、リートの比率も大きいせいか、想定よりも大きな下落率になっています。

このような分析をやることで今回のような暴落時にそれぞれの投資信託の動きがわかります。しっかり分析して記録に残しておくことをお勧めします。

暴落時のポイント3 自分の投資信託ポートフォリオを見直す

ポイント1&2をやっても、まだ投資信託が怖いという方は、自分のポートフォリオの標準偏差を見直すことをお勧めします。おそらくリスクが高い商品の比率が多いのだと思います。

見直すといっても今すぐ組み換えはしない方が良いです

下落時には今までどうり積み立てることで安い時にたくさん購入できます。まずはプラスになるまで今のまま待ちましょう。株が上昇トレンドに戻ったときに、将来の下落の可能性に備えてポートフォリオの組みなおしをおすすめします。

投資信託は10-20年付き合っていくもの、残念ですが暴落は必ず想定しておかないといけません。

人によって怖いと感じる基準、目標金額などは異なります。自分は怖いと思って続けられなくなるようなポートフォリオならば、相場が安定したきたときに組みなおしておいたほうが良いです。必ずこのようなこと暴落はまた起こるので。

とにかく投資信託は続けることが大切。自分が怖くて続けられないことはやらない。これが鉄則。

自分の投資信託ポートフォリオが、2標準偏差(2σ)の範囲を超えて下落したしまった場合の対処

2標準偏差(2σ)で計算した17.09%までの損失の可能性 95.44%に対して、今はポートフォリオ全体で16.7%の損失になっています。

私のポートフォリオでは今はまだギリギリ想定内の範囲です。

ただこの短期間での下落を考えると、私のポートフォリオでの計算上は想定内としても、あきらかにおかしなパニック相場に近いということが考えられます。

そこでこれ以上の下落が起こる場合(95.44%に入らないようなパニック相場)2つの対処が考えられます。

 

  • 余裕資金があってリスクをとれるならば、次のつみたてから増額する(積極的な投資)
  • 投資金額がかなり大きくてこれ以上資金を減らしたくないならば、一時的に日経平均と逆の動きをするETF(日経ダブルインバースなど)を購入して様子見をする(守りの投資:今の状態となるべくキープする)

 

おそらく私の場合は「積極的な投資」を選択すると思います。

次の積立日に再度下げ幅を確認してつみたて金額の増額を検討します。

しゅー君
しゅー君
こんな時こそ、おちついておちついて!